こんにちは、エミです。
今回は私が飛行機のチケットを予約するときに「姓名を逆に」して予約してしまったという実話に基づいて解決方法を解説します。
結論:GOTOGATEに電話して有料で修正してもらった
・飛行機のチケットを姓名逆で予約したときの解決方法の流れ
・GOTOGATEに電話するときのコツ
・いくらで修正できたか
※今回の解決方法はあくまでも私調べであり、公式的な見解ではありません。金銭的なやりとりや旅行会社、航空会社とのやりとりなど一切のことに関して責任は負いませんので予めご了承ください。全て自己責任でお願いします。
目次
飛行機のチケットを姓名逆で予約してしまった(状況説明)
姓名逆ってなに?
と思った方もいると思うので簡単に説明します。
インターネットなどで飛行機を予約するときは搭乗者の名前をパスポートと同じ表記で入力するのが基本です。
スペルや姓名の順番もパスポートと同じである必要があります。
もし1文字でも違うスペルで入力したり、姓名を逆に入力したりすると空港でチェックインの際に別人とみなされエラーになります。
つまり、予約がされていないという扱いになります。
私は「NAME」と書かれた欄に苗字を入力し「LASTNAME」と書かれた欄に名前を入力してしまったのです。スペルを念入りに確認したのにそもそも入力する場所が違いました。
気付いたときには血の気が引きました。
早急に解決したいと思ったのですが、今までに姓名を逆にして飛行機のチケットを予約したことがなかったので対処法が分かりませんでした。
ここまでが簡単な状況説明です。
結論から言うと、私はGOTOGATEに直接名前の修正をお願いしました。
チケット姓名逆 考えられる解決手段5つ
私が調べたり周りの人から聞いたりして把握できた解決手段をとりあえず書き出します。
- チケットを取った代理店に名前の修正をお願いする
ネットやアプリでチケットを取った人向けです。かなりの確率で有料だと思います。 - ご利用の航空会社に直接名前の修正を依頼する
公式HPなどでチケットを予約した人向けです。コードシェア便などは対応が異なる場合もあるので確認してください。 - 当日まですっとぼけてチェックインカウンターでしれっと直してもらう
手数料は無料~2000円くらいです。私の知り合いで、日本から韓国に行く際に空港で直してもらった人がいます。その際は手数料が無料だったそうです。 - 渡航先(複数の場合は全ての国)の日本国大使館に事情を説明し入国できるように手配してもらう
私は経由地の日本国大使館には連絡しませんでしたが、最終渡航先となる国の日本国大使館にはすぐに電話をして現地の入国管理局に問い合わせてもらいました。姓名逆でも大丈夫との返事を頂きました。 - チケットをキャンセルし新しく取り直す
最初に予約していた便が空いているとは限りません。また、最初に予約した便を再び予約することができても同行者がいる場合には隣の席にならない場合があります。返金されるかどうかも予約したプランによります(キャンセル不可プランは返金してもらえないことが多い)。
【解決できないver】
・当日にチケットカウンターで出国不可と言われて飛行機に乗れず新しいチケットを買いなおす
・当日にチケットカウンターで処理してもらい出国できたが渡航先で入国できずに帰りの飛行機のチケットを新たに購入しとんぼ返り
・自分で渡航先の入国管理局に問い合わせてNOと言われる
・当日にカウンターで処理してもらい出国できて渡航先に入国もできたが帰るときに渡航先から出国できない
解決策と解決できない場合は以上の通りとなります。
当日にチャックインカウンターで直してもらうのが簡単そうでいいですが周りの人の話によると、どうやら当日のカウンターの人の器によるようです。
・カウンターの人みんなでごにょごにょ相談して結果的に出国させてくれた
・あっさり許可された
・誓約書を書かされた
などのパターンがありました。
3つ目の「誓約書」というのは出国させてもらえること前提で「渡航先で何があっても自己責任で行きます」という内容のようです。
個人的にはそんな誓約書が用意してあるくらいなんだから頻繁に起こる出来事なのではないかと思いました。
もちろん中には当日にチェックインカウンターで出国不可と言われた人もいるので
私の中で、当日に修正してもらうという選択肢はありませんでした。
飛行機のチケットを姓名逆で予約して電話で解決【手順】
なぜ早く電話しなかったかというと英語対応のみだったことと、口コミに悪いことしか書いてなかったからです。
ちなみに利用した旅行代理店はGOTOGATEです。
海外のコールセンターはほとんどインドのコールセンターに転送されているらしいが、電話口はみんなインド訛りだったので本当だと思います。
「事情は分かった。GOTOGATEのHPにあるお客様の問い合わせフォームからパスポートのコピーを送ってね。」と言われたのですぐにパスポートの写真を添付して送信しました。私がGOTOGATEのホームページでお問い合わせフォームをなかなか見つけられなかったのですが、電話を切らずにお問い合わせフォームを見つけるまで電話口でアシストしてくれました。また、電話をしようとしている方へ補足なのですがパスポートの顔写真のページを携帯で写真を撮って用意しておいた方がスムーズだと思います。
なぜならメールが届いているか不安だったのと、その場でメールを確認して欲しかったから。別の人が電話に出たので一から事情を説明しました。
「事情は分かった。メールは届いている。名前の変更には手数料がかかる。支払いについて、7~10営業日以内にこちらから連絡するので待っていてね。」と言われたので泣きそうになりながら待ちました。この電話の際に、手数料が追加請求されないことも確認しました。
順調に進んでいるのか、などを質問しました。
「航空会社との連携が取れて順調に進んでいる。もうちょっと待ってね。48時間以内に連絡するよ。」とのことでした。旅行代理店で名前の修正をするには航空会社の許可が必要らしいのですが、それが順調に進んでいるとのことでした。
このような流れで名前を修正できました。
GOTOGATEの口コミに良いことは一つも書いてなかったのですごく心配でしたがちゃんと修正できました。GOTOGATEの人ありがとう。
・GOTOGATEに電話をした時間帯は大体日本時間14時くらい(意図せずほとんどの電話がこの時間帯)
・海外の旅行代理店の場合、航空会社との連携がとれて名前修正の許可が出るまでに時間がかかるらしく日本の旅行代理店で行う場合の2倍くらいの日数がかかります、とエミレーツのお姉さんが言ってました
・名前を修正した場合、新たに予約番号・Eチケット番号が発行されるので同行者がいる場合、飛行機の混雑状況によっては隣の席にならないかもしれない、とエミレーツのお姉さんが言っていたのでオンラインチェックインなどを使って早めにチェックインすることをお勧めします
GOTOGATEに電話する際の注意点
手元にEチケット番号や予約番号、パスポートの写真(スマホで撮ったもの)などを用意しておく
丁寧な英語を使う(他の人の口コミによると丁寧な英語を使わない人には対応もそれなりだそうです)
折り返しの電話がかかってきても大丈夫な時間に電話する
こまめに状況確認の電話をする
英語が苦手な人は台本を作っておく&会話を録音する
・「こっちでは無理だから航空会社に頼んでね」と言われて電話を切られた方もいるそうです。なので、「航空会社から名前修正できないと言われた」ということを最初に伝えた方がいいです(私はそうしました)。「頼れるのはあなただけ」的な感じで頼みましょう
・姓名逆の名前修正を普通に断られた方もいるそうです。もし一度電話を切ってしまってもまた電話してOK。同じ人が出るとは限りません。
・手数料を支払った後に、追加で手数料を請求された方がいるそうです。手数料支払いの話になった時には必ず「後になって追加手数料が請求されないか」ということを確認しましょう。私は確認し、追加手数料の請求はないとの返事をいただきました。実際に追加手数料はありませんでした。
・電話に出る人もネイティブ英語話者ではない可能性があります。分かりやすい英語でお互いに理解しやすい会話をするといいです。
スペシャルサンクス
私は経由地から日本に帰国する際、上記追記にある通り、同行者と隣の席になることができませんでした。オンラインチェックインの存在を知りながらもそれをせず、当日に他の席が全て埋まっていることを知りました。機内で誰かに席を代わってもらうしかないとエミレーツの人に言われ、そうすることにしました。そこには日本人のおじさんが座っていました。お一人様であることと、日本人であることが救いでした。そして勇気を出して声をかけたのです。自分の座席番号を見せてこの席と代わってくれませんかとお願いしたところ、「いいですよ。」と言ってくれました。すでに荷物も片付けて座席に座っていたのにも関わらず、席を譲ってくださいました。もしこのブログを見ていたら「あの時席を代わってほしいとお願いしてきた女の人」に心当たりがあるかもしれません。本当にありがとうございました。
そしてGOTOGATEの人も名前の修正をしてくれて本当にありがとうございました。
また、日本大使館の方もすごく丁寧に迅速に対応してくださいました。ありがとうございました。
ここからは個人的な意見なのですが、海外の会社はマメに連絡をとった方が黙って待っているよりいいと思います。
確認もできるし、もしあちら側が忘れていたら思い出してもらえるし、マメな連絡、大事だなと思いました。
電話しすぎた感も正直あるが、結果的にこれで良かったです。
以上!